HATOP
事例をみるミニアプリ+新規作成

ミニアプリ

登録なしで、そのまま使えます。

先生のアプリ

  • event_availableイベント調整新しいタブで開きます
  • printチラシ作成新しいタブで開きます
  • handshake友達紹介新しいタブで開きます
  • payments月謝決済比較新しいタブで開きます

生徒・保護者のアプリ

  • trending_up習い事管理新しいタブで開きます
  • visibilityみまもりボード新しいタブで開きます
ミニアプリの一覧を見る
  1. ホーム
  2. /
  3. コラム

お金とルール読む目安 8分

値上げも振替も、その場で決めるから苦しくなります

月謝の決め方、値上げの伝え方、振替と未納の線引き。どれも、頼まれてから考えないで済む形を先に作る話です。

公開 2026年7月27日最終更新 2026年7月27日著者 HATOP編集部

check_circleこの記事の結論

値上げで生徒が抜ける原因は、金額よりも、伝える時期と伝え方にあります。3か月前に、理由を1つだけ書いた同じ文面を全員へ出すと、退会はほとんど出ません。振替も未納も同じで、頼まれてから考えるのをやめて先に紙にしておくことが、唯一の対策になります。

この記事に書いてあること

  1. 01月謝は、どうやって決めればいいですか?
  2. 02値上げは、いつ、どう伝えればいいですか?
  3. 03振替のルールは、どこまで決めておけばいいですか?
  4. 04月謝の未納には、どう対応すればいいですか?
  5. 05事務作業は、どこから減らせますか?
  6. 06入会のときに渡す一枚には、何を書きますか?
  7. 07よくある質問

月謝は、どうやって決めればいいですか?

近所の相場から決めると、必ず安くなります。1か月に要る額と、レッスン以外にかかっている時間から逆算するほうが、あとで苦しくなりません。

近所が7,000円だから、うちも7,000円。この決め方をすると、教室の広さも経費もまるで違うのに、同じ額になってしまいます。順番としては、こうです。

  1. 1

    1か月に要る額を書き出す

    生活費に、教室の家賃、光熱費、教材費、保険、通信費を足します。ここに、休んだ月のための積み立ても入れておいてください。

  2. 2

    教えられる枠の数を数える

    1週間に何コマ開けるかを数えます。満席の前提ではなく、8割が埋まった状態で数えるのが現実的です。

  3. 3

    レッスン以外の時間を足す

    準備、連絡、会計、掃除、移動を1週間ぶん足します。ここも仕事の時間です。

  4. 4

    時給に直して確かめる

    1か月の月謝の合計を、レッスン以外を含めた総時間で割ります。出てきた数字が、いま自分が働いている時給です。

見落とされやすいのは3番目です

60分のレッスンに、準備と連絡で30分かかっているなら、実際の時給は表示の半分です。時給が低く出たとき、先に手をつけるべきなのは月謝の額よりこの30分のほうです。

月謝に含めるかどうかを決めておくもの

  • 教材費と楽譜代
  • 発表会や審査の費用
  • 冷暖房費や施設の使用料
  • 兄弟で通う場合の扱い
  • 月に5回ある月と、4回しかない月の扱い

値上げは、いつ、どう伝えればいいですか?

3か月前に、全員へ同じ文面で出します。理由は1つだけ書きます。個別に伝えると、あとから説明のつかない差が残ります。

時期やること起きること
3か月前全員に同じ文面で伝える考える時間があるので、感情的な反応が出にくい
1か月前予定表やお知らせに、もう一度出す忘れていた家庭が思い出す
当月新しい額で受け取る問い合わせはほとんど来ない

直前に言うと、値上げそのものより「急に言われた」ことに反発が出ます。時間を空けておくのが、いちばん安上がりな対策です。

書くこと、書かないこと

  • 理由は1つだけ書きます。3つ並べると、かえって言い訳に見えます。
  • 謝りすぎないでください。「申し訳ございませんが」を繰り返すと、悪いことをしている印象だけが残ります。
  • 値上げと同時に、新しいサービスを付けないでください。付けてしまうと、次に上げるときもまた何かを付けることになります。
  • いつから、いくらになるのかは、数字で1行書きます。
edit_note値上げのお知らせの例

いつも通っていただき、ありがとうございます。

10月から、月謝を8,000円に改定します。現在より500円上がります。

教材と光熱費の値上がりが続いているためです。

9月まではこれまでの金額です。ご不明な点は、レッスンのときにお声がけください。

これからも、一人ひとりの様子を見ながら進めてまいります。よろしくお願いします。

5行あれば十分です。長く書くほど、こちらの迷いが伝わってしまいます。

上げ幅の目安

一度に上げる幅は、月謝の1割前後までに収めると説明しやすくなります。これは統計ではなく、説明のしやすさから来る目安です。何年も据え置いた末に一度で3割上げるより、数年おきに1割ずつのほうが退会は出にくくなります。

振替のルールは、どこまで決めておけばいいですか?

「何回まで」だけでは足りません。対象、期限、振替先の枠、回数。この4つが決まっていないルールは、結局は断れないルールになります。

決めること決め方の例決めていないと起きること
対象本人の体調不良と学校行事のみ。家族の都合は対象外何でも振替の対象になり、月謝が回数券のようになる
期限翌月末まで半年前の分を持ち出され、記録も追えなくなる
振替先の枠決まった曜日の決まったクラスのみ先生の休日に個別レッスンをする形になる
回数1か月に1回まで毎週振替になり、本来のクラスが空く

効くのは3つ目です。振替先を決めていないと、先生の休みが振替に使われます。もともと開いているクラスの中からだけ選べる形にしておくと、休みが残ります。

edit_note振替のルールを一枚に書く例

振替は、本人の体調不良と学校行事のときにできます。

1か月に1回まで、翌月末までにお願いします。

振替先は、ほかの曜日の同じクラスから選べます。予定はこのページで確認できます。

当日のご連絡でも振替はできます。前日までにお知らせいただけると助かります。

断りきれないときの言い方

断る文に理由を足すと、そこを崩されます。ルールを示して一文で終えるほうが、結局はおたがいに楽です。

edit_noteルールの外の振替を断る文の例

お知らせいただき、ありがとうございます。

振替は1か月に1回までとしています。今月はすでに1回お使いいただいているので、今回はお休みの扱いになります。

来月の振替は、また使っていただけます。

「今回だけ」を1度でも作ると、次からルールはないのと同じになります。例外を作らないことが、いちばんの親切になります。

月謝の未納には、どう対応すればいいですか?

催促を先生の勇気に頼らない形にします。手渡しをやめて引き落としにすると、未納そのものが減ります。

集金の方法先生の手間未納の起きやすさ
手渡し大きい。おつりと集金袋の管理が要る起きやすい。忘れたと言われるとそれまで
銀行振込中くらい。入金の確認を自分でするときどき起きる
口座振替やカード払い小さい。引き落としの結果を見るだけ起きにくい。残高不足のときだけ

手渡しは、毎月、生徒の前でお金の話をすることになります。子どもが集金袋を忘れれば、催促するのは先生です。ここを変えるだけで、気持ちの負担はかなり軽くなります。

未納が起きたときの3段階

  1. 1

    1回目は、事務の連絡として送る

    責める言葉は入れません。「今月分の入金が確認できていません。行き違いでしたら申し訳ありません」くらいで構いません。

  2. 2

    2回目は、期限を書いて送る

    いつまでにお願いしたいかを1行だけ書きます。期限がないと、いつまでも先送りされます。

  3. 3

    3回目は、話す場を作る

    続けられる形を一緒に考えます。休会や、支払い方法の変更をこちらから先に出してください。

edit_note未納の連絡の例(1回目)

いつもありがとうございます。事務のご連絡です。

7月分の月謝の入金が確認できておりません。行き違いでしたら申し訳ありません。

ご確認をお願いします。

レッスンを止めるかどうかは、先に決めておく

何か月まで待つのかを、入会のときの書面に書いておいてください。書いていないと毎回その場で判断することになり、家庭ごとに扱いが変わってしまいます。

事務作業は、どこから減らせますか?

教室の事務で時間が消えるのは、同じことを何度も伝える作業です。予定を一か所に集めて、そこを見てもらう形にするのが最初の一手になります。

「今日ありますか」への返信、休講の連絡、持ち物の確認。教室の事務でいちばん時間を使っているのは、この繰り返しだと思います。

よくある作業減らし方
「今日ありますか」への返信予定を一か所に出して、そこを見てもらう。休講もそこに出す
休講の連絡を一人ずつ送る1回の更新で全員に伝わる形にする
体験の問い合わせに電話で答える費用と持ち物を先に書いておき、申し込みは文字で受ける
月謝の集計集金の方法を変える。手渡しをやめる

何を減らすかは、測ってから決める

1週間の記録を取ると、思っていたのと違うところに時間が消えていることが分かります。手順を無料の資料にまとめています。

タイムマネジメント完全ガイドを見る

入会のときに渡す一枚には、何を書きますか?

月謝、振替、休会、退会、連絡。あとで揉めるのは、たいていこの5つのどれかを書いていなかったときです。

一枚に書く7項目

  • 月謝の額と、そこに何が含まれているか
  • 支払いの方法と、毎月いつ払うか
  • 月に5回ある月と、4回の月の扱い
  • 振替ができる条件と、期限と回数
  • 休会の条件と、その間の費用
  • 退会するときは、いつまでに伝えるか
  • 連絡の窓口と、返事が来る時間帯

この一枚があると、そのあとの会話がぜんぶ楽になります。断るときも、自分の判断ではなく、渡した紙の話にできるからです。

よくある質問

Q.月謝の値上げ幅は、どのくらいが目安ですか?
A.一度に上げる幅は、月謝の1割前後までに収めると説明しやすくなります。何年も据え置いてから一度に大きく上げるより、数年おきに小さく上げるほうが退会は出にくくなります。
Q.値上げのとき、いまいる生徒だけ据え置いてもいいですか?
A.半年から1年と期間を決めて据え置くなら有効です。ただし期限を決めずに据え置くと、同じクラスに2つの月謝が並んだままになり、あとから説明できなくなります。
Q.振替の回数は、何回までがいいですか?
A.1か月に1回までから始めるのが扱いやすいと思います。回数より大事なのは、振替先をもともと開いているクラスに限ることです。ここを決めないと、先生の休日が振替で埋まります。
Q.月謝を手渡しでもらうのは、やめたほうがいいですか?
A.やめたほうが負担は減ります。手渡しは、おつりと集金袋の管理が毎月発生し、忘れられたときに催促するのは先生です。口座振替やカード払いに変えると、未納そのものが減ります。
Q.発表会費や教材費は、月謝に含めるべきですか?
A.含めても分けてもかまいませんが、入会のときにどちらかを書いておいてください。あとから別に請求すると、聞いていないという話になります。

この記事を書いた人

HATOP編集部

月謝制の個人教室のための予定表サービス「HATOP」運営

空手道場、ピアノ教室、スイミング、学習塾など、先生が一人で切り盛りしている教室のための予定表サービスを作っています。ここに書いているのは、その設計のなかで整理してきた教室運営の型です。

この記事について問い合わせる

関連する資料

教室主宰者のためのタイムマネジメント完全ガイド

「教えること」に集中するための、減らす・整える・守る

PDFを無料でダウンロードする

あわせて読みたい

  • group_add集客体験に来ても入会が決まらない。直すのは当日ではなく、その前後です
  • self_improvement経営とメンタル休めない、増えない、相談できない。一人で教室を続けるために何ができるか

HATOP

予定表ページを、
無料で作れます

毎週のクラスと、休講や振替を入力するだけです。体験の申し込みも、同じページで受けられます。

+新規作成コラムの一覧へ
HATOP

個人教室の先生が、教えること以外にかける時間を減らすためのミニアプリをつくっています。

+新規作成

運営者の方

  • 事例をみる
  • コラム
  • ホームページを作ってみる
  • ミニアプリの一覧

ミニアプリ

登録なしで、そのまま使えます。

先生のアプリ

  • event_availableイベント調整新しいタブで開きます
  • printチラシ作成新しいタブで開きます
  • handshake友達紹介新しいタブで開きます
  • payments月謝決済比較新しいタブで開きます

生徒・保護者のアプリ

  • trending_up習い事管理新しいタブで開きます
  • visibilityみまもりボード新しいタブで開きます
法的表記お問い合わせログイン

© HATOP